2011年4月30日土曜日

鈴木桂治、涙の日本一!4年ぶり歴代単独3位の4度目V 男子柔道

鈴木桂治選手の優勝、久しぶりですね。
当時の切れはたくなりましたが試合の読みとか感覚が
鋭くなったのでしょうか・・・。

柔道全日本選手権 (4月29日  日本武道館)
04年アテネ五輪金メダリストのベテラン鈴木桂治が
決勝で穴井隆将に大外返しで一本勝ちし、
4年ぶり4度目の優勝を飾った。
優勝回数は歴代単独3位、優勝ブランクは史上最長タイ。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2011/04/30/gazo/G20110430000728640.html

大会終了後の全日本柔道連盟の強化委員会で、
世界選手権(8月、パリ)100キロ超級代表には鈴木と上川大樹が選ばれた。

何度もスタンドに突き上げて見せた鈴木の手が、
5分もしないうちに目頭を押さえる手に変わった。
五輪より難しい、といわれる全日本王座への復帰。

「今年に入って何十回も夢で見た。五輪とかじゃなくて、
全日本を獲る夢だった。本当に夢みたい」。
勝って初めて泣いた30歳の顔に、雌伏の時を超えた凄みがにじんでいた。

2年前には一本負けした穴井との決勝。
「一試合ずつ、という思いだったから、研究は1秒もしていなかった」
と言うが、相手の大外刈りを誘い出し、場外際で返しての一本勝ち。

「自分で技を掛けたわけじゃないから」と反省が口をついたが、
全日本男子の篠原信一監督は「返せるのは、技に切れ味が戻ってきた証拠」
と評した。

「引退する勇気がなくて」続けた現役生活は、年齢との戦いにもなった。
鋭い技が消え、組み負ければ諦める試合もあった。
王者として推薦されてきた今大会も、昨年からは予選出場が必要になった。
砕かれたプライド。だが、柔道は捨てなかった。

かつては、相手の研究も必要なかった。だが今は組み合わせが気になる。
試合中には「負けたら試合がなくなって、楽になれるかな」と
弱気も出るという。だが、その弱い自分と向き合いながらつかんだ夢。

「全日本王者は世界で負けるわけにはいかない。絶対に、勝ちます」。
最後に表情をキュッと引き締めた男の夢には、まだ続きがある。

切れ味の代わりに手にした武器は、我慢と執念だった。。。

まだまだやれます。
いや、やってもらわないとね!
コストやリソース面でのメリット