2011年3月7日月曜日

また無印!堀端宏行、世界選手権代表内定 男子マラソン

またまた新星現る!

男子マラソン界も下克上ですね。
無名選手でも実力を発揮する土壌ができてきたのでしょうか。
いい流れです。。。

4位の中本健太郎選手も2時間9分31秒ので
代表候補に名乗り。
途中まで日本人トップを争った今井正人選手は
終盤失速し6位でした。

・・・・・・
陸上・びわ湖毎日マラソン
(3月6日、大津市皇子山陸上競技場発着)

今夏の世界選手権(韓国・大邱)男子代表選考を兼ねて行われ、
堀端宏行が2時間9分25秒で日本勢最高の3位に入り、
代表の座をつかみました。

20、21、22秒・・・。
冷酷に時を刻むデジタル時計と比例するように、大きくなるストライド。

代表の内定条件は、2時間9分30秒未満での日本人トップ。
陸上関係者が両手を合わせ祈る中、堀端は倒れ込むように、
自己記録となる2時間9分25秒でゴールに飛び込んだ。

「トラックに入り、残り1周となって時計を見て、
80秒以内で走らないと思った。
(ペースを)切り替えないと、オーバーしてしまうと」

実は、1月下旬まで右脚大腿部に痛みがあり、
今大会参戦を決めたのはレース2週間前になってからだったそうだ。

「世界選手権なんて、全く考えていなかった」。
無欲な24歳だが、いざ走ってみると、ランナーとしての闘志に火がついた。

1メートル89の24歳に、規格外の将来性を感じます。

高校2年の夏に行われた大会の5000メートルに出場した堀端に、
旭化成・宗猛監督が「おもしろい」と目を止めた。
決勝で「ビリから2番目」の結果にも関わらず、
外国選手並みの体格とストライドに将来性を見いだし、スカウト。

だが、実業団入社後はおっとりとした性格が災いして伸び悩み、
あきらめようとしていたぐらいですから、
まさに崖っぷちから“奇跡の生還”ですかね・・・。

2月の東京マラソンで日本勢最高の3位となり、
代表入りを決めた市民ランナー、川内優輝に次ぐ新星の誕生。

男子長距離界が久々に盛り上がってきました。
コストやリソース面でのメリット