2010年11月26日金曜日

僕たちにとっては金メダルと同じ。 高すぎた絶対王者の壁/カバディ

『僕たちにとっては金メダルと同じ』
井藤圭順(カバディ日本男子監督)

4年に1度のチャンスを、しっかりモノにしました。

失礼な言い方かも知れませんが
こういったマイナー競技の場合はアジア大会は
大きな桧舞台です。

ここに合わせて調整してきての、一発勝負で
メダル獲得ですから。

選手の皆さんの努力には敬意を表したいです。


【広州アジア大会】日本はカバディを国技とする
競技発祥の地、インドに挑んだ。
6連覇を狙う“絶対王者”の壁は高く、結果は完敗でした。

だが、果敢に戦って手にした3位に選手は胸を張り、

井藤監督は
「銅メダルだが、僕たちにとっては金メダルと同じ」
と話しています。

井藤監督は「データはしっかり集めてある」
と話していたようですが、相手の格が違った。

マイナースポーツとしての“知名度”はあっても、
競技の実態はほとんど世間に知られていません。

一方、今大会から正式種目となった女子は「自腹でも行く」
という声もむなしく派遣見送りになったそうです。
残念ですね。

1次リーグで強豪バングラデシュを破る金星を挙げ。
歴史的な銅メダルは、
底辺拡大への大きな一歩となるはずです。

選手の気持ちは一つ!
「メダルを取って、競技を知ってもらいたい。」
コストやリソース面でのメリット