2020年5月21日木曜日

女子ソフトボール 12年ぶりに復活する東京五輪でどう戦うのか?

新型コロナウイルス感染拡大で東京オリンピック(五輪)は延期となりました。

選手が来夏の祭典で獲得を目指す五輪メダル。前回大会で獲得した金メダルが再び再現するのか。。。

「日本の初メダル」の歴史を振り返ってみました。


96年アトランタ五輪から正式種目となった女子ソフトボール競技。初の五輪は4位でした。00年シドニー五輪決勝では米国に敗れ、悔しい銀メダル。

予選から準決勝まで8戦全勝で勝ち上がったが、決勝ではそれまで3敗していた米国にあと1歩のところで金メダルをさらわれ、勝負の厳しさを知る大会となりました。

主砲・宇津木麗華(現日本代表監督)選手の1発で先制するも、延長8回、1-2でサヨナラ負け。宇津木妙子監督は「今日の敗因は監督にあります。一生後悔すると思います」と選手をねぎらい、5勝を挙げたエース高山は「試合には負けたけど、きずなでは勝った」と語ったようにチーム一丸の戦いぶりに胸を張った。

その後もライバルとの激闘を繰り広げるも、頂点には届かなかった。04年アテネ五輪ではオーストラリアに敗れ、銅メダル。米国の3連覇を許した。

引退した宇津木麗華氏はその後指導者となり、上野由岐子投手を日本のエースに育て上げた。08年北京五輪決勝では、準決勝からの2日間3試合を1人で投げ抜いた伝説「上野の413球」で、ついに米国を破り、金メダルに輝いたのです。

宇津木麗華氏は16年に日本代表監督に就任。12年ぶりに復活する東京五輪で、再び上野投手とタッグを組み、連覇を狙う。

果たしてこの物語の結末は。舞台はこの夏から来年の夏に持ち越されましたが、日本代表の連覇に期待したい。

うむむ、来年が待ち遠しいですね。。。


< ソフトボール女子W杯は23年に延期 >

世界野球ソフトボール連盟は2020年5月4日に、2021年に予定されていたソフトボールの女子W杯を23年に延期すると発表しました。

2022年7月に米アラバマ州で開催されるワールドゲームズの優勝チームを世界王者とみなす。としています。

東京オリンピック(五輪)延期を受けた措置でフラッカリ会長は「国際的な日程に最大限配慮し、東京五輪に注目が集まるようにしたかった」と説明した。

世界的に様々な影響を与える新型コロナウイルス問題ですが、スポーツ界発展のためにも早く落ち着きを取り戻してほしいものですね。。。


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