2019年ラグビーW杯で日本代表の8強入りに貢献し、フランス1部リーグの強豪クレルモンに移籍したFB松島幸太朗選手が2020年9月6日(日本時間7日)、開幕初戦のトゥールーズ戦で新天地デビューを果たしました。
本拠地のクレルモンフェランで、背番号「15」を背負っての先発出場ですから期待されているようですね!
前半16分に右太ももを痛めて途中交代したが、見せ場を作るなど存在感を示した。試合は2人の退場者を出した相手に一時は逆転を許すも、33-30で勝利。途中交代は残念でしたが、初先発で勝利ですから良しとしないとね。
松島選手は観客約1万人が見守る中、開始早々から軽快な動きで攻撃をけん引。W杯で優勝した南アフリカ代表のWTBコルビらを擁する名門に対してキックを駆使し、前半7分の先制PGの起点となる約30メートルの突破も見せました。
その後、相手と衝突時に右太ももを負傷して交代。
わずか16分間のデビューとなったが「良い形で試合に入れた。お客さんも熱狂的な応援で、やっているこっちも楽しい。個人のスタートとしてはすごく良い形で試合に入れた。けがするまでは完璧にできた」と満足げに振り返った。
アマゼ監督も「負傷はそれほど深刻ではなく、早期復帰を願っている。彼の実力を分かっているだけにもっと見たかった」と本音を漏らした。
コロナ禍の影響で7月中旬にチームへ合流。激しい接触プレーが特徴のリーグで戦い抜くために筋力トレーニングで体重を5キロ増加させ、持ち味の走れる肉体をさらに進化させた。
次戦は12日のバイヨンヌ戦。異国での信頼を勝ち取るため、27歳のスピードスターの挑戦は始まったばかり。
地元神奈川桐蔭学園時代から注目していました。ぜひ頑張って成功してほしいですね。