演技を終えた小塚くんの気迫のガッツポーズでしたね。
素人目にも滑らかで力強く感じました。
次はてっぺんしかないですね。。。
フィギュアスケート世界選手権第4日は4月28日、
ロシア・モスクワで行われ、
男子ショートプログラム(SP)で6位と出遅れた小塚崇彦が
フリーで4回転ジャンプを決めるなど好演技を見せ
合計258・41点で銀メダルを獲得した。
ゆっくり両腕を突き上げた。演技を終えた小塚は
歓声を浴びて満足感に浸った。
「うれしいです。今はもうこれ以上のことはできない」。
完璧な演技の後に待っていたのは初の銀メダルだった。
冒頭の4回転ジャンプを決めて勢いに乗ると7つのジャンプを全て成功。
フリーの180・79点は自己ベストを10点以上更新する
世界歴代2位の高得点。技術点ではチャンを上回った。
東日本大震災の影響で開催の見通しが二転三転し心が揺れた。
そんな時、佐藤信夫コーチが休養を命じた。小塚は旅に出た。
高知県の坂本龍馬ゆかりの地など四国、中国を車で回った。
つかの間の休息で英気を養った。
フリーで滑るリストの「ピアノ協奏曲第1番」は祖父・光彦さんが
元五輪代表の父・嗣彦さんの現役時代に薦めた曲。
当時はピアノ曲で滑る選手が珍しく使うことなく引退。
約40年の時を経て祖父から受け継がれた曲でフィギュア一家の
サラブレッドが輝きを放ったその目は、
高橋大輔に続く日本男子2人目の世界一を見据えていた。